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詐欺メール来ますよね→解析したらどうなるか

みなさんこんにちは。

最近来た詐欺メールで「現在、オフィスにご在籍でしょうか。」というのがありました。

私はてっきり来店の予約かと思い、普通に在籍時間などの返信をしたのですが、会議などと偽って外部サイトに誘う返信が来たんですね。そこで詐欺メールなんだと気づきました。

それから何回か同様のメールが来てたので、メールのヘッダ部分からAIに解析依頼してみました。

ーーーーーーーーーー以下、ちょっと長文です。↓

了解。かなり情報量の多いヘッダなので、結論 → 根拠 → 迷惑メールかどうかの評価の順で整理しますね。


✅ 結論(要点だけ先に)

  • 送信元は Microsoft Outlook.com(Office365)
  • 発信時刻:2026/1/25 20:04:48(UTC)
  • 実体は Outlook.com のフリーメールアカウント
  • 表示名・会社名・返信先が食い違っているため「なりすまし型の営業/詐欺メール」可能性が高い
  • 技術的には「正規に送信された迷惑メール」(=アカウント悪用 or 虚偽名義)

🔍 解析ポイント詳細

① 本当の送信元(最重要)

一番下側の Received を見る:

Received:
from DS4PR17MB7577.namprd17.prod.outlook.com
Sun, 25 Jan 2026 20:04:48 +0000

Microsoft Outlook.com の送信サーバ
→ IP 52.103.14.56(Microsoft 正規)

✔ IP偽装なし
✔ 踏み台なし
✔ ボット直送でもない


② 時刻と国

  • 発信:2026-01-25 20:04:48 UTC
  • 日本到着:2026-01-26 05:04:52 JST

これは完全に整合。

⚠️ Date: ヘッダは

Mon, 26 Jan 2026 04:04:42 +0800

中国・台湾・シンガポール時間

👉 送信者のPCのローカル設定がUTC+8
(=中国圏・東南アジア圏の可能性が高い)


③ 差出人の正体(ここが黒い)

項目実際
From八鍬 清彦 <kutbnxu155@outlook.com>
表示会社アキウエステート合同会社
Return-Pathinfo+gancjpio@akiuestate.jp
Reply-Toladanpablo@gmail.com

🚩 完全に一致していない

  • Outlookアドレスで送信
  • 返信はGmail
  • Return-Pathは無関係な独自ドメイン

典型的な詐称・営業スパム構成


④ 認証が「全部 pass」なのに怪しい理由

SPF=pass
DKIM=pass
DMARC=pass

これは

「Outlook.comのアカウントから、Outlook.comとして正しく送られた」

という意味であって
「内容や名乗りが本物」ではない

つまり:

🟢 技術的には正規
🔴 社会的には詐称

よくあるパターンです。


⑤ 使用メーラー

X-Mailer: Supmailer 46.0.3
  • 業務用ではほぼ使われない
  • 大量送信・営業・半自動系でよく見る

🧠 総合評価(プロ視点)

観点評価
技術的偽装❌ なし
アカウント悪用可能性あり
名義の信用性❌ 低い
正規企業連絡❌ ほぼない
迷惑メール判定グレーではなく黒寄り

「本人確認不能な営業/なりすましメール」
→ 返信・リンククリックは非推奨。


🔐 対処のおすすめ

  • 返信しない
  • 添付・URLを開かない
  • Nifty側で「迷惑メール報告」
  • Outlook.com に abuse 報告(アカウント停止対象)

もし次に知りたければ:

  • 「この名前は実在するか?」
  • 「会社名が本物か?」
  • 「過去の同型スパムとの一致」

ここまで掘れます。
どこまで行く?

ーーーーーーーーーーここまで↑

IP偽装してないようなので、VPNも使ってないとしたら向こうのPCまで特定できるのでは?なんて考えちゃいます。

みなさん、詐欺メールには十分注意しましょう。

しかし、最近のChat GPTは友人口調がデフォルトなんですね(笑)